こんにちは、つるりです。
ネットニュースを見ていたら、ショックなニュースが。
フジファブリックがついに活動休止——。 2000年の結成以来、唯一無二の音楽を生み出し続けたバンドが、2025年2月をもってその歩みを止めることとなりました。これまで彼らの楽曲に支えられ、共に歩んできたファンにとって、この知らせは受け入れがたいものではないでしょうか。
20年以上にわたるフジファブリックの歴史を振り返ると、そこには数々の名曲、忘れられないライブ、そしてメンバーの強い絆が刻まれています。フジファブリックの音楽はこれからも私たちの心に生き続ける!
フジファブリックの軌跡を振り返ります。
では、いってみよー!
志村正彦の遺したもの——バンドの“魂”
フジファブリックは2000年に志村正彦を中心に結成され、何度もメンバーの交替を経て、2004年にメジャーデビュー。独特なメロディと文学的な歌詞で多くのファンを魅了しました。しかし、2009年、志村さんが急逝。音楽シーンに衝撃が走りました。
突然の別れの後も、山内総一郎(ボーカル・ギター)、金澤ダイスケ(キーボード)、加藤慎一(ベース)の3人はバンドを続ける決断を下します。志村と共に作り上げた音楽を絶やさぬように——その想いが、彼らの活動の原動力になっていました。
志村さんの在籍期間よりも長い時間を3人で過ごし、数々の楽曲を世に送り出し、バンドの音楽は進化を続け、多くのファンに愛されてきました。
12枚のアルバムとライブ——音楽に捧げた20年
フジファブリックは、これまでに12枚のアルバムをリリースし、フェスやツアーで数え切れないほどのライブを重ねてきました。代表曲「若者のすべて」は、夏の終わりの情景を描いた名曲として今なお多くの人々に愛されています。イントロを聴くだけでジーーンとしてしまいます。
彼らの音楽は、どこか懐かしさを感じさせながらも、新しい風を吹き込むような独創的なサウンドが魅力でした。山内がボーカルを務めるようになってからも、その本質は変わらず、志村が遺した音楽の魂を引き継ぎながら、新たなフジファブリックの形を作り続けてきたのです。
金澤ダイスケの決断——「すべてを出し尽くした」20年
活動休止のきっかけとなったのは、昨年7月、金澤さんの脱退が発表されたことです。
2023年に制作された12枚目のアルバム『PORTRAIT』に全てを注ぎ込み、20周年イヤーを全力で駆け抜けて脱退したいという金澤さんの意志は固く、バンドとしての活動を続けることが困難と判断されたことです。
これまでの20年間、フジファブリックは何度も困難を乗り越えてきました。今回の決断は、彼らが持てる力をすべてフジファブリックの音楽に注ぎ込んできた証とも言えるでしょう。
ファンへの感謝、そして未来へ——山内総一郎の言葉
フジファブリックの活動休止を受け、山内総一郎はライブ後にX(旧Twitter)で以下のように投稿しました。
「フジファブリックに関わって下さった皆さま
フジファブリックに出会って応援してくれた皆さま
フジファブリックへの沢山の愛情を、本当にありがとうございました!!
フジファブリックの音楽を、これからもよろしくお願い致します!!」
泣ける。本当にさみしい!!
今後のメンバーの活動は?
昨年7月の発表時点では、3人の今後の活動について「未定」とされています。ソロ活動やプロデュース業など、それぞれの道を進む可能性も考えられますが、正式な発表を待つしかありません。
しかし、山内さんが投稿した「フジファブリックの音楽を、これからもよろしくお願い致します!!」という言葉からもわかるように、フジファブリックの音楽が消えることはありません。これまで生み出された楽曲は、これからも多くの人々に聴かれ続けるでしょう。
これからも続く“フジファブリックの音楽”
活動は休止となりますが、フジファブリックが残した音楽は決して消えることはありません。彼らの楽曲は、これからも私たちの人生に寄り添い続けるでしょう。
ファンの間では、「またいつか戻ってきてほしい」「3人のこれからの活動を応援したい」といった声が多く聞かれます。バンドとしての活動は一区切りを迎えますが、彼らの音楽はこれからも私たちの心に響き続けるはずです。
ありがとう、フジファブリック。あなたたちの音楽は、これからもずっと生き続ける!
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