【初心者必見】刺繍などの手仕事が持つセラピー効果について

楽しみ

こんにちは、つるりです。

私がコロナ禍にはまっていた趣味の一つに「刺繍」があるのですが、刺繍などの手仕事にはセラピー効果があると知りました。確かに、刺繍をやっている間は、時間を忘れて集中し、作品が出来上がった時の達成感は最&高!
思い出したらまた刺繍したくなってきました!

初心者でも大丈夫!針と糸と布があればできる、材料費をそれほどかけずに始められる刺繍が、セラピー効果を持つ理由と、刺繍以外のおすすめの手仕事についても徹底解説!

刺繍がもたらすセラピー効果とは?

刺繍が癒しに繋がる理由、その秘密は「手を動かすこと」と「集中すること」にあります。この2つ、実は心と脳にとって最高のリフレッシュ方法なんです。

1. 手を動かすことの効果

手作業には、科学的に証明された癒しの力があります。私たちの脳は、指先の細かい動きを伴う作業をすると、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の分泌が促されます。このホルモンは、不安を和らげ、気持ちを穏やかにする働きがあるため、刺繍を続けることで心がほぐれていく感覚を味わえるのです。

また、刺繍のように「同じ動作を繰り返す作業」には、瞑想に似た効果も期待できます。針を布に刺して糸を引くリズム。それを何度も繰り返していると、自然と心が落ち着き、思考がクリアになっていくのです。忙しい毎日の中で頭がごちゃごちゃしているとき、刺繍はまるでストレスのフィルターのような役割を果たしてくれます。

2. 集中することの効果

もうひとつの大きなポイントが「集中」です。刺繍をするとき、針の動きや布の柄に意識を向けることで、私たちは自然と「今この瞬間」に集中します。これは「マインドフルネス」という心理療法の考え方とも通じています。

刺繍中は、過去の後悔や未来への不安から解放され、ただ目の前の一針一針に没頭することができます。この集中状態が心にリラックスをもたらし、「今を生きる」という感覚を取り戻す手助けをしてくれるのです。

3. ストレス軽減の仕組み

特に忙しい日々が続くと、人間の自律神経は乱れがちです。そんなとき、刺繍のように一定のリズムで手を動かす作業を行うことで、交感神経(活動時に優位になる神経)が抑えられ、副交感神経(リラックス時に優位になる神経)が活性化します。この自律神経のバランスが整うと、自然とストレスも和らぎます。

こうして、刺繍を通じて得られる心地よさは、ただの「趣味」を超えて、小さなセラピー体験そのものとなるのです。

刺繍を始めるための簡単ステップ

刺繍に興味を持ったけれど、「何から始めればいいのかわからない」と思っていませんか?
初心者でも気軽に取り組める刺繍の始め方を、ステップごとに紹介します。

1. 必要な道具を揃えよう

刺繍を始めるためには、いくつかの道具が必要です。でも心配しないでください、専門的なものは必要ありません!100均でも揃えることができます。また、図案から道具までセットになったスターターセットを利用するのも手です。

  • 刺繍針:初心者には、糸を通しやすい太めの刺繍針がおすすめです。
  • 刺繍糸:明るい色や好きな色を選ぶと、モチベーションが上がります。刺繍用のコットン糸が一般的。
  • 刺繍枠:布をピンと張るためのアイテム。サイズは小さめ(直径10〜15cm程度)が扱いやすいです。
    私は10センチの枠を使用していますよ。
  • :リネン(麻)やコットンなどの無地の布がベスト。初心者には白やベージュの明るい色が縫いやすいでしょう。
  • はさみ:糸を切るための小型の裁縫用はさみ。
  • チャコペンや水で消えるペン:図案を布に描くのに使います。

2. 簡単な図案を選ぼう

刺繍の楽しみは、好きなデザインを布に描くこと。でも最初は複雑なデザインよりも、シンプルな図案を選ぶのがおすすめです。また絵を描くのが苦手な人はインターネットでダウンロードできる図案や、刺繍の本を利用してみて。

  • 初心者向けのおすすめ図案:花や葉っぱ、ハート、星などシンプルなもの。
  • 図案の入手方法:刺繍キットに付属しているものや、ネット上で無料ダウンロードできるもの、刺繍の本に載っているものなどがあります。好きなデザインを見つけてみてください。

3. 基本的な刺し方を覚えよう

刺繍にはさまざまな刺し方がありますが、初心者は以下の3つを覚えるだけで十分楽しめます。

  • ランニング:直線的な縫い方。布を波のように進む基本の刺し方です。
  • チェーンステッチ:線を刺したり、面を塗りつぶすように刺したり、使い道色々です。
  • サテンステッチ:面を塗りつぶすように刺す方法で、花びらや葉っぱなどにぴったり。

これらの刺し方は、YouTubeや初心者向けの本でわかりやすく解説されています。動画を見ながらはじめは大きく縫って練習するのも楽しいですよ。

また、一色や二色の図案集もあるので、本屋さんや図書館の刺繍コーナーをチェックしてみて!素敵な図案が見つかるはず!

短い時間で小さな達成感を得ることから始めよう

「時間がない」という悩みを解消するには、短い時間で完成する小さな作品を作るのがおすすめです。

  • ミニサイズの刺繍:ワンポイント刺繍なら、短時間で仕上がることもあります。
  • 実用的なアイテムを刺繍する:ハンカチや布マスクなど身近なものにワンポイントで刺繍を入れるだけでも達成感があり楽しいです。

刺繍を共有して楽しむ

刺繍は一人で楽しむだけでなく、誰かと共有することでさらに楽しくなります。

  • 教室やワークショップに参加してみるのもおすすめ。直に教えてもらえるのでわかりやすいですし、人の作品を見るのも楽しいです。
  • SNSに作品を投稿:進捗状況や完成品を写真に撮って、刺繍好きの仲間と交流しましょう。ハッシュタグ「#刺繍好き」「#手仕事」などをつけると同じ趣味の人と繋がれます。
  • 友人や家族と一緒に刺繍タイム:仲の良い友人と刺繍会を開くのもいいですね。刺繍キットを持ち寄れば、自然と会話も弾みます。

刺繍以外にもある「手仕事セラピー」

「無心に手を動かす」という行為が、私たちの心や脳にさまざまなポジティブな影響を与えます。ここでは、刺繍以外にもある「手仕事セラピー」の魅力と、その可能性についてお話しします。

1. 刺繍以外のおすすめの手仕事

刺繍のほかにも、次のような手仕事はリラクゼーション効果が高いとされています。

  • 編み物:繰り返しの編み動作は、刺繍同様に「瞑想」のような効果をもたらします。特に寒い季節には心地よい毛糸の感触が癒しに。
  • 陶芸や粘土細工:土や粘土を手で触る感覚は、自然との繋がりを楽しむことができます。自分だけの器を作る達成感も味わえます。
  • 裁縫やキルト:布を扱う作業は手触りが優しく、また、日常的に使えるアイテムを作れる実用性も魅力。

これらの手仕事は、それぞれに異なる魅力を持ちながらも、「手を動かし、集中し、リラックスする」という共通点を持っています。

2. 手仕事が脳に与える影響

手仕事には、脳の活性化という効果があります。指先を使う作業は、脳の前頭葉を刺激して、認知機能を高めるとされています。特に高齢者にとっては、手仕事が認知症予防につながる可能性があると注目されています。

また、刺繍や編み物をしていると、脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが分泌されやすくなります。これが気分の安定や幸福感に繋がるのです。

3. コミュニティとのつながり

手仕事は個人で楽しむものというイメージが強いですが、コミュニティとの繋がりを深めるツールにもなります。

  • ワークショップや教室に参加:同じ趣味を持つ人と出会える場所。刺繍や編み物の教室では、作る楽しさだけでなく、人と繋がる喜びも得られます。
  • オンラインの手仕事コミュニティ:SNSやオンラインサロンで作品を共有することで、地域や国を超えて多くの人と繋がれる時代です。

孤独を感じやすい現代社会で、手仕事を通じて得られるつながりは、大きな安心感や喜びをもたらします。

4. 手仕事を日常の「セラピールーム」に

手仕事をする時間は、忙しい毎日の中で自分を見つめ直す時間でもあります。針を動かしたり、布や糸の感触を楽しんだりするその瞬間が、小さな「セラピールーム」になるのです。

刺繍だけでなく、編み物や陶芸、裁縫など、好きな手仕事を見つけてみてください。きっと、自分だけの特別な時間を楽しめるはずです。

まとめ:手仕事がもたらす幸せ

刺繍をはじめとする手仕事は、日々のストレスを和らげ、心に癒しをもたらす力を持っています。一針ずつ丁寧に作業を進める中で、自分と向き合う時間が生まれ、生活に彩りが加わります。

初心者でも、忙しい日常に追われる中でも、刺繍や他の手仕事を通じて、少しでも「自分のための時間」を持ってみませんか?その小さな習慣が、あなたの心を柔らかく包み込んでくれるはずです。

では、また!

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