こんにちは、つるりです。
「動物占い」は、1999年に登場して以来、多くの人に親しまれてきた性格診断です。当時、「当たってる〜!」と盛り上がって、みんなで誰が何の動物なのか調べたりしましたが
実は、「動物占い」のルーツが四柱推命の「十二運星」にあることをご存じでしょうか?
十二運星は、人の一生を12の段階に分け、それぞれの星が持つ特徴を性格や運勢に反映させるもので、動物占いのキャラクターも、この十二運星の特性をもとに作られているのです!
この記事では、十二運星の意味や動物占いとの関係を詳しく解説します。動物占いをより深く楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
では、いってみよー!
四柱推命の十二運星とは
四柱推命は、中国で生まれた歴史のある非常に精密な運命学で、生年月日時をもとに「命式」というものを作成し、個人の性格や運勢を分析します。その中でも、エネルギーの強弱を示す指標として用いられるのが「十二運星(じゅうにうんせい)」です。
十二運星は、人の一生を胎児から死後の世界までの12の段階に当てはめて考えます。例えば、「胎(たい)」はまさに生まれる前の準備段階を意味し、「帝王(ていおう)」は人生の絶頂期、「衰(すい)」は経験豊かな長老の時期を表します。
この星が持つ特性やエネルギーの強弱を知ることで、その人の才能を活かせる環境や条件、行動の傾向、人生における欲求などを把握することができます。動物占いでは、この十二運星の特性を活かして、12種類の動物キャラクターにそれぞれの個性が付与されています。
十二運星の種類と意味
ここでは、各十二運星の特徴や性格傾向について詳しく解説していきます。併せて動物占いで何に当たるかもご紹介しますので、自分の動物占いの結果と照らし合わせてみてくださいね!
ネットの無料サイトで命式を出したら、自星を表す日柱の十二運星を見てみてください。
(画像引用元:Magic Wands)
1. 胎(たい)胎児の星 動物占い:オオカミ
「胎」は、まだ生まれる前の段階を意味し、可能性に満ちた時期を表します。新しいことを始める力は強いものの、まだ方向性が定まっていないことが多いのが特徴です。
- 前世の記憶を持っていたり、夢からメッセージを受けたりスピリチュアルな能力がある人も。
- 何事も試してみたい好奇心旺盛なタイプ
- しかし、迷いやすく、一つのことを続けるのが苦手
- 新しいことにトライできる環境で才能を発揮しやすい
- 1人の時間が必要
2. 養(よう) 赤ちゃんの星 動物占い:コジカ
「養」は、誕生して間もない赤ちゃんのような状態を指します。何事も吸収しやすい時期で、学ぶことで大きく成長できる星です。
- 周囲から可愛がられて、引き立てられる。特に目上の人からの恩恵を受けやすい。
- 明るくのんびりや、素直で騙されやすい
- 多くの人に助けられて成長するが、感謝を忘れてはいけない
- 気遣いや礼儀を身につけること
- 人に囲まれる環境で才能を発揮しやすい
3. 長生(ちょうせい)子供の星 動物占い:サル
「長生」は、子供が元気に成長していく時期を表します。活力に満ち、勢いがあり、自己成長を重視するタイプが多いです。
- なんでも覚えよう、学びたいという欲求が強く、習得本能は晩年期になっても衰えない
- 自尊心やプライドも表す
- 器用に人に合わせる才能があり、まとめ役になりがち
- 一歩引いた控えめさがあるが、周りに合わせすぎないことが大事
- 信頼関係を築ける環境で才能を発揮しやすい
4. 沐浴(もくよく)思春期の星 動物占い:チーター
「沐浴」は、ちょうど思春期のような時期を表します。感情の浮き沈みが激しく、迷いや葛藤が多いのが特徴です。
- 多感で鋭い感性を持ち続けられるので芸術や音楽などに活かす人も
- 感受性が豊かでロマンチスト
- 周りの目を気にせずに、自由にのびのびと振る舞うと良い
- 束縛を嫌うが異性にモテるので恋愛や人間関係で波乱が多い
- 束縛のない自由な環境で才能を発揮しやすい
5. 冠帯(かんたい)新成人の星 動物占い:黒ヒョウ
「冠帯」は、成人になり、社会的に認められる時期を表します。フレッシュで、自我や自立心が芽生えるタイミングです。
- 自分はこうなりたい!という目標に向かっていく無限のエネルギーに溢れている
- 明るく一本気で無鉄砲なところがある
- 失敗を経験することで内面が磨かれる
- 古いものに批判的だったり、プライドが高く強引と思われることも
- 社交性を発揮できる環境で才能を活かしやすい
6. 建禄(けんろく)安定の星 動物占い:ライオン
「建禄」は、社会の中で地位を確立し、安定した生活を築く時期を意味します。安定志向で、真面目に努力を重ねる人が多いです。
- 上下関係を大切にするので目上の人に可愛がられる、補佐役としての能力が高い
- 観察眼が鋭く、相手の間違いを的確に指摘できる
- コツコツ努力するタイプだが遊び心を持つと良い
- 用心深く1人で背負いがち、体力の限界に気づかないことがある
- 着実に進められる環境で才能を発揮しやすい
7. 帝王(ていおう)王の星 動物占い:トラ
「帝王」は、人生の絶頂期を表す星です。最もエネルギーが強く、自信に満ちあふれ、試練を乗り越える強い意志を持ち挑戦し続けるタイプ。
- 圧倒的なカリスマ性とリーダーシップを持ち、人間的な温かみもあるが、去るものには厳しい
- 自信家で、実力も兼ね備えている
- 組織の代表やまとめ役、独立・起業も向いている
- 頑固でわがままになってしまうことも
- 決定権がある環境で才能が発揮しやすい
8. 衰(すい) 長老の星 動物占い:タヌキ
「衰」は、人生を謳歌し、全てを味わい尽くした状態。豊富な経験と知識を持ち、長老のような落ち着きと冷静さが特徴です。
- 新しいことを始めるときに、経験からより良い選択をしたいと思い、堅実で保守的
- 豊富な経験を活かして助言をするのが得意
- 弱みを見せるのが苦手
- 考えている時間が長く、慎重すぎて行動力がやや落ちる
- 知識と経験を活かせる環境で才能を発揮しやすい
9. 病(びょう)空想と芸術の星 動物占い:コアラ
「病」は、人生で病人になる時期のエネルギー。体は弱りつつあるが頭は冴えている状態を表すので、感性が研ぎ澄まされ、芸術的な才能が開花しやすいタイプ。
- 自由が効かない身体と健康な精神を持つエネルギーなので、精神面が磨かれるタイプ
- 芸術的センスがあり、独自の世界観を持つ
- 長期的に物事を捉えられると空想力を現実世界に活かせる、アウトプットが大事
- 悪い想像で頭がいっぱいになると動けなくなってしまう
- 空想力が活かせる環境で才能を発揮しやすい
10. 死(し) 区切りの星 動物占い:ゾウ
「死」は、物事の一区切りを意味し、はっきりさせたい、線引きしたいというエネルギーを持つ。完遂したいという想いが強く、決して諦めないストイックさがあるタイプ。
- 霊感や直感が強い人が多く、気持ちを察知したり未来を見通すことができる
- 方向性を見失わず、目標達成ができる
- 自由な発想の転換ができる
- ストイックすぎて自分や他人を追い込むことがあるので注意する
- ストイックに取り組める環境で才能を発揮しやすい
11. 墓(ぼ)— 我慢強さの星
「墓」は、墓に入った状態なので、軽々しくは動かず、エネルギーを内に秘め、耐え忍ぶ時期を表します。我慢強さがあり、粘り強い努力ができるのが特徴です。
- 社交的な方ではなく、人間関係においても保守的で慎重、周りの人に寛大でトラブルを起こすことはない
- 寂しがり屋で、自分を慕ってくれる人のことを大切にする
- 深い知識や専門性を持つ
- 感情を内にため込みやすく自己否定するようになったら注意が必要
- 責任を持って全力で取り組める環境で才能を発揮しやすい
12. 絶(ぜつ)宇宙人・ひらめきの星 動物占い:ペガサス
「絶」は、あの世の状態。魂が自由に漂って掴みどころがなく、時間も空間も関係ないので、既存の枠にとらわれない独特な感性を持ちます。
- 時間的な制限がなく自由で、スピーディーで順応性があり同時にいくつもの役割や仕事を担える
- 天才肌で、常識にとらわれない発想力
- 掴みどころがなく周囲から理解されにくいこともあるが、その場の役割をしっかり果たし実績を積める
- 周りに馴染もうとしたり真面目になろうとしたりしない方が良い
- ひらめきを活かせる環境で才能を発揮しやすい
まとめ
いかがだったでしょうか?自分や身近な人の十二運星を調べてみると、新しい発見があるかもしれませんね!
自分の強みや課題を把握し、より良い生き方を模索したり、周りの人の 性格や価値観を理解し、人間関係を円滑にするヒントになったら嬉しいです。
では、また!
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