【知らなきゃ損】そんなに食べてないのになぜ太る?|ストレスケア編

美容と健康

こんにちは、つるりです。

「そんなに食べてないのになぜ太る?」第3弾 です。
第1弾は記憶にないかもだけど実は食べてるかもよ
第2弾は運動するより先に内臓をいたわろうという話でしたが、今回はラストの「ストレスケア」編です。

では、いってみよー!

ストレスとホルモンが体重に影響する

「そんなに食べてないのに太る」という悩みの裏には、実はストレスホルモンの影響が隠れている場合があるんです。人間の身体は心の状態がダイレクトに生理的は仕組み(呼吸や消化などの基礎代謝)に影響を及ぼす精巧なシステム。ストレスがたまると、ホルモンのバランスが崩れ、それが体重に影響するんです!

ストレス=身体の危機だと脳が思って「太る原因」を作ってしまう

ストレスを感じたときに脳が出す指令の中で、特に注目すべきなのが**「コルチゾール」**と呼ばれるホルモン。危険を感じたときに心拍数を上げたり、エネルギー(糖分)を素早く供給したりすることで、私たちを「戦うか逃げるか」の準備態勢に導く大事なホルモンです。

でも、慢性的なストレスにさらされた場合には、このコルチゾールがずっと出っぱなしになり「太る原因」になってしまうんです。

  1. 脂肪の蓄積
    ストレス状態にある体が「いつでもエネルギーを使えるように備えたい」と思う防御反応。いわば、体が「燃料(脂肪)を貯め込んでおかなきゃ」と勘違いしている状態です。特にお腹周りに脂肪がついてしまう。
  2. 食欲の増加
    コルチゾールには、血糖値を上げる働きがありますが、これが原因で一時的に低血糖状態になり、その結果として「甘いものが食べたい!」という強い欲求を引き起こします。ストレスの多い日に、ついお菓子や高カロリーなものに手が伸びてしまうのはこのホルモンのせい。
  3. 筋肉量の減少
    高コルチゾール状態が長期間続くと、筋肉の分解が進みます。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、結果的に太りやすい体質になってしまう。

ついでに、睡眠不足もホルモンバランスを乱す

ストレスだけでなく、睡眠不足もホルモンバランスに大きな影響を与えます。睡眠が足りないと、以下のホルモンが乱れ、体重に影響を及ぼします:

  • グレリン(食欲増進ホルモン):グレリンの分泌が増え、食欲が強くなります。もっと食べたいと感じる原因の一つです。
  • レプチン(食欲抑制ホルモン):満腹感を促すレプチンの分泌が減少し、必要以上に食べてしまうことにつながります。

これらのホルモンの乱れにより、夜更かしをしているときに「無性にお菓子が食べたくなる」現象が起こるのです。また、睡眠不足はコルチゾールの分泌量も増やすため、ダブルパンチです。

ストレス解消とホルモンバランスを整えるには?

ストレスは発散しなきゃ、痩せるわけない!!じゃあ、どうすれば良いのかというと・・・

1.趣味やリラックスできる時間を持つ。

例えば、Instagramで自分が癒される動画を保存しておいて、ストレスを感じたら見るようにするとか、アロマ(ラベンダーや柑橘系がおすすめ)を利用するなど、自分なりのストレス発散方法を知る。

2. 十分な睡眠をとる

成人に必要な睡眠時間は7〜9時間が目安とされています。寝る前のスマホ使用を控え、寝室を快適な環境に整えるなど、質の高い睡眠を確保することでホルモンバランスが整いやすくなります。

3. 食生活の見直し

血糖値が急激に上がるような食べ物(砂糖や白いパン、スナック菓子など)は、コルチゾールの分泌を助長するため控えるのがベターです。代わりに、野菜、果物、全粒穀物、良質なタンパク質を含む食事を意識すると、血糖値の安定とホルモンバランスの改善が期待できます。

自分に優しくしてみよう!

ストレスとホルモンの関係を知れば、日々の小さな習慣を変えることで、ホルモンバランスを整え、太りにくい体質を目指すことができます。ストレスは避けられないものですが、それにどう対処するかが鍵です。

「そんなに食べてないのに太る」の背後に、ストレスやホルモンの影響があると知れば、自分を責めるのではなく「今日は少しリラックスしてみよう」と自分に優しくなれるのではないでしょうか。

ということで、3回にわたりお伝えしてきました「そんなに食べてないのに太るのはなぜ?」いかがだったでしょうか?第1弾の「実は知らないうちに食べてた」っていう人以外は、自分に優しくしてあげて下さいね!

それでは、また次回!

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