【河合優実】「あんのこと」ネタバレあり 虐待やDVに1人で悩まないで!河合優実と石原さとみは似てる?

幸せになる
スポンサーリンク

こんにちは、つるりです。

今回は河合優実さん主演の映画をAmazonプライムで観ました。

映画『あんのこと』は、実話をもとにした物語です。社会の中で弱い立場にいる人々の苦しみをリアルに描き出し、観る者の胸を締めつける作品となっています。

主演の河合優実さんが演じるのは、優しさゆえに身勝手な人々とコロナ禍に人生を振り回されてしまった女の子。実際に起こった出来事をもとにしているため、その重みは一層強く響いてきます。

本記事では、『あんのこと』について(ネタバレあり)と主演の河合優実さんの魅力や石原さとみさんに似てる?などについてまとめました。

では、いってみよー!

【Amazon Prime Video】

あらすじ(ネタバレあり)

『あんのこと』は、社会の片隅で生きる一人の女性・あんの人生を描いた物語です。彼女は本来は心優しい女性で、その優しさにつけ込むように、身勝手な人々が彼女を利用し、振り回していきます。

本当にどうしようもない毒親の元に生まれてしまったという悲劇から始まり、小学校4年生までしか学校に行けず、頼れる大人がいなくて、誰に助けを求めたら良いのか解決方法も知らずに孤立。彼女は必死に生きようとしますが、毒親の存在が邪魔をします。12歳で母親の紹介で売春をやって、16歳で覚醒剤に手を出してしまうという壮絶な人生。

でも、そんな「あん」に手を差し伸べてくれる人たちがやっと見つかり、毒親から保護されて一人暮らしを始めて、介護の仕事につき、夜間中学でも学び始めていたのに、コロナ禍が重なり前途を阻む。どうしてこんなに悪いことが重なってしまったのか。映画を観て泣けてきました。

主人公杏(あん)のモデルは朝日新聞の記事に登場した「ハナ(仮名)」さん。2020年春、25歳で命を絶ってしまいました。

スポンサーリンク

河合優実さんの魅力

この映画を観ようと思ったのは、河合優実さんが出ていたからです。2019年のデビュー以来、数々の作品に出演して、賞を総なめにしています。調べてみて、ここまでたくさんの作品に出ているとは知らなかったので、びっくりしてしまいました。どうりで、印象に残る女優さんなわけです。私が観た映画は「あんのこと」で3本目でした。

初めて観たのは「愛なのに」という映画で、古本屋の店主にいきなりプロポーズする女子高生の役でした。髪型のせいか、昔の原田知世さんに似てるな〜と思いつつ観ていて、ぶっきらぼうなんだけど、なんだか気になる女の子でした。

次に見たのは「ナミビアの砂漠」で、これは正直、「ん??」という感じだったのですが、それは河合優実さんの演技がどうこうというより、話自体の問題だったかなと思っています(これは個人的な意見です!)

そして、3つ目に見た今作品は、もう切なすぎる演技に心が鷲掴みされてしまいました。

あんは多くを語らない(自分の気持ちをうまく語れない)人物です。でも、彼女の表情や仕草、歩き方、姿勢、視線の動きなどには、言葉以上の感情が込められています。些細な動き一つひとつが、彼女の心の内を物語ります。抑えた中にリアルな感情がにじみ出る繊細な演技がお見事でした。

河合優実さんについて

以下、Wikipediaから引用しました。

生年月日2000年12月19日(24歳)
出生地日本の旗 日本 東京都
身長166 cm
職業女優
事務所鈍牛倶楽部
公式サイト河合 優実|鈍牛倶楽部 — DONGYU OFFICIAL SITE

デビューは2019年2月。テレビドラマ初出演は『インハンド』。テレビドラマの初レギュラーは『夢中さ、きみに。』。

2021年、2022年の公開映画(特に『由宇子の天秤』と『サマーフィルムにのって』)での演技が数々の映画賞の新人賞を総なめにした。2022年は計8本もの映画に出演し、第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞を受賞。

初主演もテレビドラマ『ワンナイト・モーニング』第4話「牛丼」で務めることとなった[10]。長編映画の初主演は『少女は卒業しない』。

連続テレビドラマ初主演は岸田奈美の実話を基にした『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』。岸本七実を演じた。このドラマは関西を舞台にしており、流暢な関西弁で演じた。

趣味はダンス、歌、絵を描くこと、バスケットボール、弾き語り。小学3年生のときに、妹が通っていたダンススタジオに通い始め、中学進学とともに一旦ダンスから離れたものの、高校3年間はダンス部に所属していた。ダンスを続けるうちに「表現すること」の楽しさに気づき、そのことがきっかけで大学在学時から役者を目指すこととなった

石原さとみさんに似てる?

河合優実さんは、私が今まで見た3作ではナチュラルメイクだったのですが、それでも石原さとみさんに似た美貌の持ち主です。特に鼻から口元にかけて似ているなと思い、ネットで検索したら、やっぱりみなさんそう思うみたいで、お二人が似ているという並べた画像がたくさん出てきました。目元は上戸彩さんや山口百恵さんにも似てると思います。石原さとみさんと上戸彩さんを足して2で割った顔という感じでしょうか?

そして、ナチュラルメイクでこの美貌ということは、しっかりメイクをしたら、背も高いしスタイルも良いしすごい綺麗だろうなって思っていたら、石原さとみさんと並んでいるドレス姿の写真がありました。美しい!

スポンサーリンク

映画をみて考えたこと

『あんのこと』は、社会の中で弱い立場にいる人が立ち直ろうとしていた時に、最悪のタイミングでコロナ禍が重なり、ますます孤立させてしまった結果の話です。

あんはとても優しい人物ですが、その優しさにつけこむ周囲の身勝手な人々に振り回されてしまいます。

母親と足が悪い祖母との3人暮らし。大人が子供を守らない、自分の子供のことを「ママ」と呼んで体を売って金を稼いでこいという母親。祖母は優しそうだけど足が悪くて養ってもらわないと生きられないからあんのことを守ってあげられない(結局、このしょうもない母親を育てたのは、この祖母なんだよな・・・)。

やっとあんに手を差し伸べてくれる人が出てきたのに、その恩人が逮捕され、コロナ禍で職と学校という居場所を失ったあんはますます孤立してしまう。そこにさらに身勝手な隣人が自分の子供をあんに預けてどこかに行ってしまう。誰かに助けを求めて!!って思うのだけど、あんにはそれができないんです。

あんは戸惑いつつも小さな子供の世話をして、そのことによって孤独が紛れて癒しを見つけられたのに、そこにまた毒親登場。そして、結局自分が死ぬことを選んでしまった。信じられないほど残酷な成り行きに、胸がギューーっとなりました。

あんは、こんな過酷な生まれじゃなかったら、優しくて明るくて前向きに生きられる子だったと思うんです。

社会の中で孤立している状況が、彼女をどんどん追い込んでいきます。あんに関わった人たちが連絡をとり続けてくれていたら、結末は違っていたと思います。貧困や社会的弱者の問題は周囲の無関心によっても悪化していくことが、本作を通じて痛感させられます。

1人で悩まずに、まずは相談してください。そして、状況に気づいた人は、まずは声をかけよう!

スポンサーリンク

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」

  • 虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
  • 「児童相談所虐待対応ダイヤル「189」」にかけるとお近くの児童相談所につながります。
  • 通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます。

関連サイト:虐待相談窓口(こども家庭庁)

児童虐待 相談窓口 こども家庭庁

スポンサーリンク

DV相談窓口

関連サイト:DV相談窓口 内閣府

DV相談 内閣府 相談窓口

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました