【人間関係】モラハラを受けやすい人は実は自分もモラハラ気質?!|考え方や行動の選択を変えることで被害を避けるコツ

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こんにちは、つるりです。

最近、芸能界でのモラハラ・パワハラの記事がたくさん出ていますが、今回は「モラハラ」に焦点を当ててみます。

「暴力はない。でも、心がすり減っていく気がする。」
「『自分は悪くない』と言われるたびに、私が悪いのかなと思ってしまう。」

モラルハラスメント──“モラハラ”は、
傷あとが目に見えないぶん、気づくのが遅れがちです。

けれど実際には、多くの人が苦しんでいます。
今回のブログでは、そんな“見えない支配”から、少しずつ自分を守っていくためのヒントをお届けします。

世の中には、「モラハラを受けやすい人」が確実に存在すると思います。でも、それは自分の考え方や行動を変えることで、今後避けられることもあると思うんです。どうやったら避けることができるのか、モラハラを受けても、一緒に居続けてしまう理由はなんなのか?皆さんと一緒に考えたいです。

ちなみに、例文などは加害者が男性として例をあげていますが、女性の同僚、上司、友達にも置き換えて考えてみてくださいね。

では、いってみよー!

モラハラを受けやすい人とは?

モラハラ(モラルハラスメント)という言葉は、今や日常的に耳にするようになりました。

■ モラハラとは、“正しさ”を武器にした支配

モラハラは、大声を出すわけでも暴力を振るうわけでもありません。
代わりに、「言葉」や「態度」で、相手の自尊心をじわじわと削っていく行為です。

ここでいう「正しさ」とは一般常識とは限らず、加害者側の思い込みの「正しさ」の場合も多いです。

こんな言動、思い当たりませんか?

  • 「そんなこともできないなんて、お前はおかしい」

  • 「俺の言ってることのほうが正しいだろ」

  • 「お前には無理だよ」

  • 無視する、目を合わせない、急に態度を変える

“相手を下に見てコントロールする”のがモラハラの特徴。
加害者は「自分は間違っていない」と信じているため、謝罪することもほとんどありません。

■ 「私が我慢すればうまくいく」──その思いが自分を追い込む

モラハラの関係では、被害者側がとても真面目で優しい人であることが多いです。

  • 空気を読める

  • 揉めごとを避ける

  • 相手を立てる

  • 自分の感情を後回しにする

そんな性格ゆえに、どんなに苦しくても「私が耐えれば」「私が悪いのかも」と思ってしまう。
でも、それは違います。

あなたが悪いのではなく、あなたの優しさに甘えて、相手が力を持ちすぎてしまっているだけ。
まずは、そう気づくことが第一歩です。

■ モラハラに気づく“心のチェックリスト”

毎日がこう感じるようなら、もしかするとモラハラのサインかもしれません。

  • 会話すると、罪悪感や劣等感ばかりが残る

  • 相手の機嫌で一日が左右される

  • 何かを相談しても自分を否定されるだけ

  • 自分の言いたいことが言えない

  • 自分がどんどん自信をなくしている

少しでも当てはまるなら、自分を責めるのではなく、「これは対等な関係じゃないかもしれない」と捉える勇気を持ってください。

■ すぐにできる、心の“距離感”をつくる習慣

モラハラから自分を守るには、物理的な距離を置くことが理想ですが、難しい場合も多いですよね。
そこでおすすめしたいのは、“心の距離”をつくること。

① 「この人の言葉は、私を傷つけるクセがある」と知る

言葉を真に受けず、感情を鵜呑みにしない練習をしてみましょう。

② 否定されても、「私はどう感じたか、どう考えるか」を大切にする

→ もちろん相手の意見を聞くことも大切ですが、自分の考え方や気持ちを受け止める習慣を。

③ 記録をつける

→ 相手の発言や行動、自分の感じたことを日記やスマホメモに残すことで、
相手の言動や自分の感情が整理され、客観的に関係性を見つめ直せるようになります。

■ モラハラを終わらせるのは「戦い」ではなく、「選択」

モラハラに立ち向かう、というと「強く言い返さなきゃ」と思いがちですが、
実際には自分の行動や考え方に“違う選択肢を持つ”ことのほうが、ずっと現実的で効果的です。

  • 信頼できる人に話す

  • カウンセリングや占いなどでプロの意見を聞いてみる

  • 少し距離を置いてみる

  • 自分の心地よさを優先する時間をつくる

どれも小さな選択かもしれませんが、
「私は私を大事にする」というメッセージになります。

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被害者側の傾向についても考えてみる

さて、ここからはちょっと視点を変えて、被害者側について考えてみたいと思います。もちろん、これには全く当てはまらないという人もいると思います。当てはまる人にとっては、ちょっと認めたくないような話かもしれませんが、一度自分を振り返ってみるきっかけとして読んでみてください。

加害者側の問題が大きく取り上げられる一方で、被害者の側にもある種の「傾向」や「心理的な背景」があることには、あまり目が向けられません。

もちろん、ハラスメントは加害者が悪いのは大前提です。しかし、被害を繰り返し受けてしまう人には、ある種の共通した「行動パターン」や「心理パターン」があるのも事実です。

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 「依存性の高さ」

モラハラの被害について考えるとき、第三者的な立場からは当然「そんな人からは逃げればいいのに」と思う人が多いと思います。

実は、そこには「依存性の高さ」というものが存在しています。経済的なことを含む色々な事情から、他人との関係性に過剰に依存する傾向のことを指します。

特徴的な思考

  • 他人の評価に極端に左右される、人に嫌われたくない
  • 相手といることで得られるメリットを考えてしまう
  • 自分で物事を決断できない、自分の行動の責任を負いたくない

上記のような思考は誰しも持っているものだとは思いますが、この傾向が強い場合、たとえ相手が理不尽であっても「自分が悪いのかもしれない」と考え、「今あるものを手放したくない」と考えて関係を断ち切ることができません。むしろ「もっと努力して関係をよくしよう」としてしまい、結果的にモラハラを助長してしまうのです。

関連記事:【なぜ】「いい人」になりたいのか? その特徴とやめるコツを徹底解説!

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被害者にも潜む「モラハラ気質」?!

少し意外かもしれませんが、モラハラを受ける人は世間的に優秀な人も多く、実は「自分は他人とは違う、特別な存在だ」という思いを強く持っている人もいます。

その場合の被害者は、表面的には被害者で「自己評価が低い」ように見えても、実は加害者の立場にもなりうる考え方の人もいます。

どうしてそうなるのか?

  • 幼少期に親からの過干渉・過保護を受けた

  • 承認されることでしか自分の価値を見出せなかった

  • 他人からの評価=自分の存在価値、という図式が染みついている

このような背景を持つ人は、「人は自分を特別扱いしてくれるかもしれない」と期待しがちです。しかし、相手の考えや行動は相手のものです。

ここから抜け出すには、自分の考え方や行動を変えて、他人に左右されない自分を確立するしかありません。

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上記の場合、加害者と被害者は実は「鏡」の関係

モラハラ加害者は、相手を支配したい、自分の思い通りにしたいという欲求が強く、相手の気持ちを無視する傾向があります。一方で、被害者側も「相手に自分の理想像を押しつけている」ことがあります。

たとえば、モラハラ加害者は親しくなるまではとても優しかったり、特別扱いをしてくれるような人の場合が多いです。だから、被害者は傷つけられても、良かった時のことを思い出しては「この人は私のことを特別に扱ってくれるはず」「いつかわかってくれるはず」「いつか変わるはず」「いつか元に戻るはず」と思ってしまうのです。

そういった期待は、裏を返せば「相手の意思を無視している」とも言えます。加害者と被害者は、形こそ違えど「自分の思い通りに他人を動かしたい」という心理的な共通項を持っているのです。まさに、鏡のような関係性です。

モラハラ加害者は今までの人生、ずっとそうやって生きてきたので、あなたがどうこうしたところで「変わらない」という事実を認めることが大切です。それを踏まえた上で、自分を押し殺してまでもずっと一緒にいたいのはなぜなのか?を冷静に考えていく必要があります。

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 被害を繰り返さないために大切なこと

被害から抜け出すためには、現状を見つめ直すことが必要です。

自己理解を深めるヒント

  • なぜ傷つけられてもその人にこだわるのか?

  • どんな期待を抱いているのか?

  • それは自分では解決できないことなのか?

他人に自分の価値を委ねたり、他人が行動を変えることを期待するのではなく、自分で自分を承認する力(自己肯定感)を高めていくことが、被害防止への第一歩になります。

おわりに

モラハラの被害者は、決して「弱い人」ではありません。むしろ、加害者より優れていることも多いです。加害者は自分の弱さを認めたくないために、あなたを否定することで優越感を得ようとしている場合も多いのです。

冷静に、なぜその人から離れずにこだわってしまうのか?を考えてみましょう。

多分、自分の大切な家族や友達が同じような状況にあるのを聞いたら、「そんな人、やめなよ」って冷静に判断できるはずです。

「あなたは悪くない」。でも、「なぜそうなったのか」を知ることで、もっと自分らしい人生を歩むことができるようになります。

自分の心を正直に見つめ、自分を大切にする。これが、ハラスメントの連鎖を断ち切る第一歩です。

では、また!

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