【パセリ酒って知ってる?】パセリは飾りじゃない その効能と取り入れるコツとは?意外な魅力を徹底解説!

きれい 綺麗になる
スポンサーリンク

こんにちは、つるりです。

料理の盛り付けの飾りとして使われているパセリ。私は子供の時、レストランで見るパセリをプラスチックの作り物だと思っていました。

実はとても栄養価の高い野菜だとご存じでしょうか?

体に嬉しい成分が豊富に含まれており、健康や美容を意識するならぜひ知っておいてほしい食物なのです。漢方では、特に春はパセリをはじめとする苦味のある食べ物が良いとされていてデトックスにもぴったりなんです。

今回は、そんなパセリの知られざる効能や、日常に手軽に取り入れられるパセリ酒の効果・作り方について詳しく解説します。

では、いってみよー!

驚くほど栄養たっぷり!パセリの効能とは?

たとえば、ビタミンCは120mgも含まれており、これはレモン果汁の約2倍に相当します。また、鉄分は7.5mgと、ほうれん草よりも多く含まれています。カルシウムも290mgと、骨の健康に役立つ成分がしっかりとれます。

さらに、食物繊維は7.7gも含まれており、腸内環境を整える働きも期待できます。低カロリーながら、必要な栄養がぎゅっと詰まっているのがパセリの大きな特長です。

スポンサーリンク

食べるサプリ!?パセリに含まれる栄養素の効能とは?

パセリは添え物のような一見地味な存在ですが、実は見た目以上に栄養が豊富なスーパー野菜なんです。

その理由は、100gあたりに含まれる栄養素の量が、他の野菜と比べても非常に高いからです。健康や美容に役立つ栄養素が数多く含まれていて、「食べるサプリ」といっても過言ではないほど体の内側から整えてくれるビタミンやミネラルが豊富なんです。

血液の浄化に優れた効用があり、昔のローマ人は食中毒の予防として愛用していたとのことです。造血作用(血を作る)もあるので、貧血の人に有効です。(参照元:「薬草・漢方薬」鈴木ヤヱ・松田智恵子著)

【中古】 薬草・漢方薬 効きめのある飲み方作り方 新版 / 鈴木 ヤエ, 松田 智恵子 / 新星出版社 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】

価格:521円
(2025/4/21 12:10時点)
感想(0件)

鉄分が豊富で、貧血気味の人に特におすすめの食材です。血を補い血行を良くします。パセリの辛味には発散作用があるので、滞っているものを散らして巡らせます。(参照元:薬膳・漢方の食材帳 薬日本堂・監修)

薬膳・漢方の食材帳 毎日役立つからだにやさしい [ 薬日本堂株式会社 ]

価格:1650円
(2025/4/21 12:14時点)
感想(41件)

パセリの栄養成分(100gあたり)

(日本食品標準成分表2020年版(八訂)より)

  • エネルギー:44 kcal
  • たんぱく質:3.7 g
  • 脂質:0.8 g
  • 炭水化物:8.2 g
  • 糖質:0.5 g
  • 食物繊維:7.7 g

ビタミン類

  • ビタミンA(βカロテン当量):7,400 μg
  • ビタミンC:120 mg
  • ビタミンK:850 μg
  • ビタミンE(α-トコフェロール):4.3 mg
  • ビタミンB1(チアミン):0.09 mg
  • ビタミンB2(リボフラビン):0.31 mg
  • ナイアシン:1.6 mg
  • ビタミンB6:0.25 mg
  • 葉酸:220 μg

ミネラル類

  • カルシウム:290 mg
  • :7.5 mg
  • マグネシウム:45 mg
  • リン:60 mg
  • カリウム:1,000 mg
  • ナトリウム:30 mg
  • 亜鉛:0.7 mg

1. ビタミン類の働きと効果

  • ビタミンC(120mg)
     ビタミンCは、体の中で「酸化=さび」を防ぐ働きがあります。疲労回復や風邪予防に効果があり、美肌を保つサポートをしてくれるなど、美容と健康の両方にうれしい栄養です。
     ※パセリのビタミンCは、レモン果汁の約2倍もあります。

  • ビタミンK(850μg)
     血を止める働きや、骨を強くするのに役立ち、骨粗しょう症の予防にもなります。成長期の子どもや高齢者にとっても重要な栄養で、野菜の中でもトップクラスの含有量です。

  • ビタミンA(βカロテン当量:7,400μg)
     目の健康を保ったり、肌や粘膜を丈夫にしたりする働きがあります。夜に目が見えにくい人にも大切な栄養です。

  • ビタミンE(4.3mg)
     体を酸化から守る働きがあり、「若返りのビタミン」ともいわれています。体の中の細胞がさびないようにしてくれます。

  • 葉酸(220μg)
     新しい血をつくる働きがあります。特に妊娠中の方に必要な栄養としても知られています。


2. ミネラル類の働きと効果

  • カルシウム(290mg)
     骨や歯をつくる材料です。成長期にはもちろん、大人でも骨粗しょう症予防のために必要です。

  • 鉄(7.5mg)
     赤血球をつくるのに必要な成分で、貧血予防に役立ちます。女性はとくに不足しやすいので、意識してとりたい栄養です。

  • カリウム(1,000mg)
     体の中の余分な塩分を外に出し、むくみの改善や血圧の安定に役立ちます。

  • マグネシウム・リン・亜鉛
     体のさまざまな機能を整えるのに必要な栄養素で、エネルギーをつくったり、免疫力を高めたりします。


3. 食物繊維とその効果

  • 食物繊維(7.7g)
     腸の中をきれいにして、便通をよくする働きがあります。おなかの調子を整えるために欠かせない成分です。


4. パセリのカロリー

  • エネルギー(44kcal)
     100g食べても低カロリーなため、ダイエット中でも安心して食べられます。ほんの少しでも栄養価が高いので、薬味やサラダとして積極的に使うとよいでしょう。

スポンサーリンク

美容と健康に◎話題の「パセリ酒」とは?

パセリの素晴らしさはわかった!でも、食べづらさを感じたり、使い方がわからないという方も多いと思います。

私もパセリの素晴らしさを知り、スーパーで大きなふさを買ってきたものの、結局食べづらくて使いきれずダメにしてしまいました。

そこで本で調べたところ、「パセリ酒」というものを知りました。

パセリに含まれる成分が、お酒に溶け出すことで吸収しやすくなり、健康をサポートしてくれます。

パセリに含まれる「アピオール」という成分には利尿作用があり、体の中の余分な水分や老廃物を出す働きがあるといわれています。これにより、むくみや冷えの改善が期待されます。また、血行を促進することで代謝が高まり、疲れがたまりにくくなるという声もあります。

さらに、パセリに多く含まれるビタミンや鉄分などの栄養素も、パセリ酒として摂取することで体に取り入れやすくなります。

パセリの栄養を手軽に取り入れられるうえに、保存がきき、日々の健康習慣として続けやすいのでおすすめです。

スポンサーリンク

簡単にできる!パセリ酒の作り方

(参照元:「薬草・漢方薬」鈴木ヤヱ・松田智恵子著)

【中古】 薬草・漢方薬 効きめのある飲み方作り方 新版 / 鈴木 ヤエ, 松田 智恵子 / 新星出版社 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】

価格:521円
(2025/4/21 12:10時点)
感想(0件)

【材料】
パセリ 150g
ホワイトリカー 900ml
グラニュー糖 100g

保存瓶

【作り方】
①パセリを水でしっかり洗い、ざるにあげてよく水気を切ります

②葉っぱを手でちぎって清潔な保存瓶に入れます。

③グラニュー糖とホワイトリカーを注ぎ冷暗所に保管します。

④4〜5週間経って綺麗なグリーン色になったら、ふきんでこしてパセリを取り除きます。

⑤そのままさらに1ヶ月熟成させます。

【コツ】
・パセリは緑色が濃く、葉がよく縮れているものを選びます。
・できるだけ若葉のものを使います。古いと苦味が出ます。

スポンサーリンク

パセリ酒の飲み方と注意点

パセリ酒は適量を守りつつ、毎日の習慣として取り入れるのがポイントです。一回にスプーン1杯〜お猪口2杯が限度です。

他の食べ物同様、どんなに体によいとされるものでも、過剰に摂取すると逆効果になる可能性があるので注意しましょう。

例えば、パセリに含まれるアピオールには強い作用もあるため、妊娠中の方や肝臓に不安がある方は避けるほうがよいとされています。また、空腹時に飲むと胃に刺激を与えることがあるため、食後に飲むのが安心です。

美しいパステルカラーですが、癖があるので、梅酒などとミックスしたり、ハチミツなどの糖分を加えると飲みやすくなります。

スポンサーリンク

お酒が飲めない人へのおすすめ

お酒が飲めない人は、細かく刻んでスープや炒め物、卵焼きなどに混ぜると、味に馴染んで苦味が気にならなくなります。生よりも加熱することで断然食べやすくなります。

私のおすすめは、スープ。同じセリ科の人参とは相性がとっても良いです。コンソメで煮るだけで完成なので、忙しい人にもぴったりです。

まとめ

お料理の彩りかと思っていたパセリは実はスーパー野菜でした!

免疫力を高めるビタミンC、骨を支えるビタミンK、貧血を防ぐ鉄分、そして腸を整える食物繊維など、日常生活に必要な成分が詰まっていて、まさに「食べるサプリ」。

毎日の食事に少し取り入れるだけで、美容と健康の両面に役立血ます。

パセリ酒やスープなどで取り入れることで、毎日の生活に自然と健康を取り込むことができます。ぜひお試しください。

では、また!

関連記事:【漢方の養生】春一番とは?風が吹くと気になる不快な症状の原因と漢方目線での解決策を徹底解説!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました