アーティスト 藤井風さんがすごい!岡山弁が新鮮!人気の秘密は?

アート

こんにちは、つるりです。

日本の音楽シーンにおいて注目を集めるアーティスト藤井風さん。

私が初めて藤井風さんを知ったのは、車のCMで流れてきたおしゃれで爽やかな「きらり」という歌。イケメンがオシャレな歌うたってるなーーって感じで、サビが印象的だしCMの映像のイメージもありどこまでもドライブしたくなっちゃうような曲だったけど、その後に出会う彼の歌は、ピアノの旋律が美しく響く楽曲や、どこか懐かしさを感じさせるポップなメロディーや、ユニークに響く岡山弁の歌詞など表現がバラエティ豊か。

藤井風さんの歌は、シンプルな言葉ながら強いメッセージ性があり、YouTubeでみんなのコメントを読んでいると、他のアーティストのコメント欄とは全く違う趣きで、藤井風さんの楽曲に癒されたり励まされたりしているファンの人たちの熱量が高いことに気づきます。

本記事では、そんな藤井風さんの魅力を考察します!

アーティスト 藤井風さんとは

藤井風(ふじい かぜ)さんは、岡山県出身のシンガーソングライター、ピアニスト、そして作曲家です。独特の音楽スタイルと深い歌詞、温かみのある人柄で、日本国内外で多くのファンを魅了しています。

基本プロフィール

  • 名前: 藤井 風(ふじい かぜ)兄さんとお姉さんの名前は空さん、海さん、陸さんだそうです!
  • 生年月日: 1997年6月14日
  • 出身地: 岡山県里庄町
  • 活動開始: 2019年(メジャーデビュー)
  • 出身校:岡山県立岡山城東高等学校音楽学類・・・岡山県内でもトップレベルの進学校で、音楽教育(高校では吹奏楽部に在籍)や英語教育に力を入れている学校です。高校卒業後は大学には進学せずに音楽活動に専念されています。

藤井風さんの音楽の特徴

藤井風さんの音楽は、ジャンルの枠を超えた多様性が魅力です。ジャズ、クラシック、ポップ、R&B、ロックなど、さまざまな要素を融合させた楽曲は、誰もが親しみやすいメロディーと深いメッセージ性を持っています。

また、藤井風さんの歌詞は英語と日本語(岡山弁も!)で、独特のリズムとフローを生み出しています。

藤井風さんの世界観の特徴

3歳の時からクラッシックピアノやサックスをお父さんから習っていたという藤井風さん。大前提として、歌唱力と技術力が半端ないですよね。絶対音感があるという話も。YouTubeでは、たくさんのアーティストのカバー曲を披露していて、ピアノの技術も歌の技術も素晴らしいことがわかります。ちなみに、お兄さんの空さんもプロのミュージシャンです。

カバー曲は全て耳コピ(楽譜なしで、音を聴いただけで弾ける)、英語も堪能、とても良い耳を持っているんですね!羨ましい!あんなに楽しそうに弾いて歌っているのを見ると、こちらまで嬉しくなって、つい動画に魅入ってしまいます。

藤井風さんの音楽を語るうえで欠かせないのが、スピリチュアルと表現されることも多い独特の「世界観」とバラエティ豊かな「言葉と音楽のセンス」が表す多面性です。藤井風さんの楽曲には、共通して「シンプルな真理」が存在します。でも、時には飾ることなく岡山弁で綴られたユーモアな響きのある言葉や、穏やかにインナーダイブしたくなるようなスピリチュアルな言葉や、同じ人が書いているとは思えないくらい、多種多様な印象の言葉と曲調を使い分けています。こんな曲もできるんだ、こんな歌も歌えるんだ、というのが私が藤井風さんに引き込まれる大きな理由の一つです

また、彼の歌詞はシンプルなので、聴く人それぞれの状況や感情によって異なる意味を持つことが特徴です。そのため、同じ楽曲でも、聴く人自身が歌詞を通して「自分なりの解釈」を見つけられるのではないでしょうか。

藤井風さんの「先生」おとん様

藤井風さんのお父さん(ファンの間での通称は「おとん様」だそうです)は、藤井風さんの音楽の基盤を作った非常に重要な存在です。彼の音楽的才能や価値観は、おとん様からの影響を大きく受けています。

藤井風さんのおとん様は、地元岡山県里庄町で自宅兼喫茶店「ミッチャム」を経営していました。この喫茶店は地域の人々に愛され、風さんが育った温かく家庭的な雰囲気の中心となる場所でした。YouTube動画はミッチャムが撮影スタジオだったこともあり、ファンの聖地となっているそうです(2021年の閉店されて、2022年に藤井風さんが購入したという記事がありました)。

おとん様は大の音楽好きで、ミッチャムでは、ジャズやクラシック、昭和歌謡などさまざまなジャンルの音楽が流れていたそうです。この環境が藤井風さんのバラエティに富んだ曲作りに与えた影響は大きいですね!

「これからはYouTubeの時代」というおとん様の直感(とても鋭いそう)で、2010年1月1日(当時12歳)からYouTubeへの投稿を始めたそうです。先見の明がすぎる!YouTubeでの成功から上京、NYへの武者修行などを経て、藤井風さんの快進撃が始まったんですね。

おとん様、本当にありがとうございます!

スピリチュアルな歌詞がみんなを癒している

私が好きな「Grace」という曲があります。Graceを歌うときの藤井風さんの優しい声とスピリチュアルな歌詞は、多くの人に「生きる希望」や「癒し」を与えると思います。現実逃避を促すものではなく、むしろ現実と向き合いながら、人の中にある美しさや意味を発見する手助けをしてくれるような歌です。「外の世界にずっと探していた 真実はいつもこの胸の中」という歌詞は、結局、自分の心次第で外の世界の見え方は変わってくるんだなって常々思っている私の心に響きます。

Graceの歌詞以外にも、個人的に好きな歌詞を抜き出すと

「変わりゆくものは仕方ないねと 手を放す、軽くなる、満ちてゆく」
「一体何が欲しいわけ 誰に勝ちたいわけ なかなか気づけんよね 何もかも既に全て持っているのにね」

人のことを「思い通りにならない」と悲しんだり、人と比べて「ああじゃないこうじゃない」って悩んでも仕方ないことなんですよね。自分のコントロール外のものは、なるようにしかならないって考えられると執着がなくなって心が軽くなるし、まず自分のことがわからないのに、人のことなんかわかるわけないし、自分についてもっと真剣に考えてみようって思わされます。

何より人柄の魅力がある

4人兄弟の末っ子ということで、おとん様はもちろん、お兄さん(13歳上)やお姉さんたち(12歳上、10歳上)との写真や動画もSNSなどにアップされていて、家族がとても仲が良いのが伺えます(お母様はあまり登場されていないようですが、とても明るくて陽気な方だそうです)。お兄さんやお姉さんたちとは歳が離れていますし、藤井風さんの屈託のなさを見ると、可愛がられて育ったんだろうな〜と想像がつきますね。カツラを被ったおもしろ動画もあったり、バリバリの(?)岡山弁も意外性抜群。イケメンなのにまったく気取りのない、明るい人柄も人気の秘密に違いないですね!家族をとても大切にしているエピソードに、とても癒されます。

まとめ

藤井風さんの歌がこれほど多くの人々の心に響く理由は、バラエティ豊かな楽曲と、「わし」「じゃけん」といった岡山弁だったり、オシャレだったり、癒しだったりと、表現の多様性がありながら言葉自体はシンプルで優しく切なく、その時々のみんなの気持ちに重なるからかなと思います。

「何なのか」「なんでなのか」と問いつつも「すべてをありのまま受け入れること」。それは、「人の心」のような自分では制御できないものを受け入れて認めたり、自分の内面と外の世界のリンクのことだったり、他者と比較するのではなく自分自身の価値を見出していくことだったり。誰しもが経験したことのある気持ちや出来事に重なるんだと思います。

また、藤井風さんの楽曲は、人生の異なるタイミングやシーンで聴くと全く違ったメッセージとして響きます。これこそが、彼の音楽が持つ普遍的な魅力と言えるでしょう。

音楽性だけでも十分魅力的なのに、さらに、家族を大切にしていて、イケメンなのに気取りがなくお茶目な人柄というギャップも最高ですよね!

藤井風さんは、これまでの楽曲を通じて、人や人生の多面性を届けてくれています。今後も、どのような楽曲が生まれてくるのか楽しみです。

では、また!

関連リンク:藤井風さんのYouTube公式チャンネル

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