【なぜ】「いい人」になりたいのか? その特徴とやめるコツを徹底解説!

人間関係

こんにちは、つるりです。

「いい人だよね」って言われた時、あなたはどう感じますか?「好かれている」「認められている」って感じる?なんとなく軽んじられているように感じる?

この記事では「いい人」をやめることで自分らしく生きる方法について掘り下げていきます。周りからどう見られるかではなく、自分自身がどうありたいかに焦点を当てて生きるためのヒントをお届けします。「いい人」を手放すって、一見怖いことに思えるかもしれません。でも、その先にはもっと自由で、もっと自分らしい毎日が待っています。

もしも、無理して「いい人」になってしまっている場合、それは心に大きなストレスを抱えることになります。「いい人」をやめたい!と思っている人へ、なぜ「いい人」になりたいと思ってしまうのか?「いい人」の特徴や「いい人」をやめるコツを徹底解説します!

では、いってみよー!

この記事における「いい人」の5つの特徴

日本社会の中で、「いい人」というレッテルは「和を乱さない」「協調性がある」という一種の称賛みたいなもの。でもその裏側には、「いい人でいないとダメ」という無言のプレッシャーが隠れています。そして、その「いい人」の仮面をずっとかぶり続けていると、気がついた時には自分がどんな顔をしているのか分からなくなってしまう。

私たち(特に女性)は他人に気を使ったり、周りの空気を読んで共感を示したり期待に応えたりするのが得意な生き物。でも、その「いい人」であることが、自分の本音や欲求を抑え込むことになってしまうとしたら?

この記事の中で語る「いい人」の定義は、他人の期待や要求に応え続けることで、周囲から「いい人」と思われる自分を演じる人を指しています。この「いい人」は必ずしも「優しい人」や「善良な人」という意味ではなく、次のような特徴を持ちます

1.他人を優先しすぎる

自分の意見や気持ちを後回しにして、他人の希望や期待に応えることを優先します。たとえば、絶対に無理なお願いでも「断るのは悪い」と思って引き受けることが多い。

2.他人の評価に敏感

周囲から「どう思われているか」を過剰に気にし、自分の行動や言動をコントロールする。嫌われたり、否定されたりするのが怖いため、無理にでも「いい人」であろうとする。

3.衝突を避ける

意見の対立やトラブルを避けるために、妥協や迎合をしてしまうことが多い。たとえば、「本当は違う意見があるけど、波風を立てたくないから言わない」という選択をする。

4.自分の感情を押し殺す

「他人に迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」と思うあまり、自分の本音や欲求を抑え込むことが日常化している。

5.過剰な責任感を抱く

他人の問題や悩みまで自分が責任を取らなければいけないと感じ、「助けなければ」と過剰に背負い込む。

なぜ「いい人」を続けるのか?その背景とは

「いい人」になろうとする背景には、幼少期の教育や社会的な価値観が深く関わっています。たとえば、日本では「他人に迷惑をかけてはいけない」「みんなと仲良くしなさい」といった価値観が強調されるため、「いい人」でいることが一種の美徳として育まれます。

しかし、その一方で、「いい人」像を追い続けることが自己犠牲や本当の自分の喪失につながりやすい、という問題があります。「いい人」でいることで周囲から認められたり好かれる一方、自分の感情や欲求を押し殺していることに気づかないまま、ストレスを溜め続けるのです。

なぜ私たちは「いい人」を目指してしまうのか

「いい人」をやめる、と言うのは簡単ですが、そもそもなぜ私たちは「いい人」を目指してしまうのでしょうか?その背景を探ると、意外にも私たちが無意識に抱えている「思い込み」や「習慣」が浮き彫りになります。

幼少期から刷り込まれる「良い子」の価値観

まず最初に思い出してほしいのが、子どもの頃の話です。「良い子でいなさい」と親や先生から言われた経験はありませんか?これは決して珍しい話ではなく、多くの人が「他人に迷惑をかけない」「誰とでも仲良くする」といった“良い子ルール”を叩き込まれて育っています。

例えば、幼稚園や学校で「自分の主張より、みんなで仲良く」を強調される場面。これが繰り返されることで、「人に好かれること=価値があること」と刷り込まれるのです。この価値観が大人になっても心の奥に根付いてしまい、「いい人でいないと自分に価値がない」というプレッシャーを生む原因になっています。

日本社会特有の「空気を読む」文化

さらに日本特有の「空気を読む」文化も大きな要因です。「みんなに迷惑をかけないように」「場を乱さないように」といった暗黙のルールが私たちの日常に深く根付いています。そのため、何か意見を言いたいときや、断りたいときでも、「ここで嫌な人だと思われたくない」という気持ちが先に立ってしまいます。

その結果、少しずつ自分の本音を抑え、「いい人」である自分を演じることが当たり前になっていくのです。これが長年続くと、自分が本当に何を感じているのか、何を望んでいるのかさえ分からなくなってしまうこともあります。

他人の評価を基準にする生き方の危うさ

そして一番厄介なのが、他人の評価を基準に生きる習慣です。「他人からどう見られるか」が気になりすぎると、自分自身の価値観や幸せよりも、周囲の期待に応えることが優先されてしまいます。SNS時代の今、この傾向はさらに加速しています。「いいね」が多いかどうか、周りが共感してくれるかどうかに振り回されてしまうのです。

しかし、その生き方を続けると、いずれ大きな矛盾にぶつかる日が来ます。「本当の自分が分からない」「やりたくもないことにばかり時間を使っている」。これらの違和感は、他人基準で生きることの副作用と言えるでしょう。


「いい人」でいようとする背景には、幼少期からの教育や社会の文化、そして他人の評価に依存しがちな私たちの思考があります。でも、その生き方が本当に自分にとって幸せなのか、もう一度立ち止まって考えることが大切です。

「いい人」をやめたら何が起こるのか

さて、「いい人」をやめると何が起こるのでしょうか?最初に言っておきますが、これは決して「平和なプロセス」ではありません。ある意味で、今まで築き上げてきた「周囲からの期待に応える自分」を壊す作業でもあるからです。でも、その先に待っているのは、想像以上に自由で、居心地の良い自分自身との付き合い方になるはず!

周囲からの反応が変わる:驚きと戸惑いの嵐

「いい人」をやめると、まず最初に直面するのは、周囲からの反応の変化です。特に、これまで自分を頼りにしてきた人たちからの戸惑いや不満は避けられないでしょう。

例えば、これまで「断らない人」として知られていたあなたが、「本当は無理!」って思うことを頼まれた時に、初めて勇気を持って「それはできません」と伝えたとします。その瞬間、相手は少なからず驚くはずです。「えっ、いつもなら引き受けてくれるのにどうしたの?」と戸惑うかもしれません。時には「冷たくなった」「前と違う」と言われることもあるでしょう。

でも、これは自然なプロセス。相手があなたに期待していた役割が崩れたとき、一時的に反発が起こるのは当然です。それでも、それはあなたが「本当の自分」を見せ始めた証拠なのです。

自分自身の感情が浮き彫りになる

これまで「いい人」であることに慣れすぎて、自分の感情を抑え込んでいた場合、いざその鎧を脱ぎ捨てると、驚くほど多くの感情が湧き上がってくることがあります。

例えば、「本当は断りたかったのに」とか「なんであのとき無理して頑張ったんだろう」という気持ち。私の好きな相田みつをさんの言葉で【「のに」がつくと愚痴になる】という言葉あります。「いい人」を演じていた場合に「こんなに頑張ってやったのに、どうして感謝されないんだろう?」というような気持ちもあったかもしれません。

また「こんな風に本音を言ったら嫌われるんじゃないか」という恐れも湧いてくるかもしれません。でも、これらの感情は「自分らしく生きる」ために必要なもの。今までフタをしてきた本音が表に出ることで、初めて自分の心と向き合えるようになるのです。「自分の気持ち」をしっかりと感じてあげましょう。

「いい人」をやめることで得られる新しい景色

「いい人」をやめたことで見えてくる新しい景色があります。それは、自分の意思で選び、自分が本当に納得した行動を取れるようになるということ。

例えば、これまでは誘いを断れず、興味のない飲み会に参加していたかもしれません。でも「行きたくない」(言葉は選んでね)と言える自分になれば、その時間を自分が本当に楽しめることに使えるようになります。好きな本を読む時間、趣味に没頭する時間、家族と過ごす時間――それらが初めて「自分のもの」として手に入るのです。

また、「いい人」をやめることで、周囲に残る人間関係も変わっていきます。表面的なつながりではなく、あなたをありのまま受け入れてくれる人たちが徐々に周りに集まり始めます。本当の意味で「自分らしく生きる」ためには、こういった新しい人間関係が大きな助けになるのです。


「いい人」をやめることは最初こそ戸惑いがあるものの、やがて自分の人生を取り戻す大きなきっかけになります。その過程でぶつかる感情や出来事は、「自分らしさ」を見つけるための通過点だと思えば、少しずつ楽になるはずです。

「いい人」をやめるための実践的な5つのステップ

「いい人」をやめて、自分らしく生きるために、少しずつ自分の中に根付いた「いい人思考」を緩めていく必要があります。この章では、実践的で取り入れやすい方法をステップ形式で解説します。


ステップ1: 自分の本音を把握する

「いい人」をやめるための最初のステップは、「自分が何を感じているのか」を知ることです。驚くかもしれませんが、長い間「いい人」でい続けた人は、何が自分の本音なのか分からなくなっている場合が多いのです。

そこで役立つのが「自分の感情を書き出す」こと。毎日数分でいいので、自分の気持ちや頭の中に浮かんだことをノートやスマホに書き留めてみてください。ポイントは、「ポジティブなこと」だけでなく、「嫌だと思ったこと」や「引っかかったこと」も書くことです。例えば:

  • 今日は○○さんのお願いを引き受けたけど、正直やりたくなかった。
  • 飲み会に誘われたけど、断る勇気がなかった。
  • 本当は家でゆっくりしたかった。

こうして、自分の感情を可視化することで、「私は本当はこうしたいと思っていたんだ」と気づけるようになります。ポジティブな感情は、「本当の自分」につながるものなので、大事にしましょう!「嫌だったこと」や「引っかかったこと」は今回「やめてもいいこと」につながるものです。見直していきましょう!


ステップ2: 小さな「ノー」を練習する

「いい人」をやめるためには、「ノー」と言うスキルを身につけることが不可欠です。とはいえ、いきなり大きなことを断るのは難しいので、まずは日常の些細な場面から始めてみましょう。

例えば:

  • コンビニで「お箸はお付けしますか?」と聞かれたら、必要なければ「いらないです」と伝えてみる。
  • 無理に予定を詰め込まず、「今日は用事があります」と自分のスケジュールを優先する。
  • 家族や同僚に「今ちょっと無理」と伝えてみる。

こうした小さな「ノー」の積み重ねが、自分の意見を表明する習慣につながります。

「今は無理だけど」というワンクッションを置くことで、相手との妥協点を見つけることもできます。今まで一方的にお願いを受けていた人は、相手との対等な関係を築くきっかけにもなるでしょう。


ステップ3: 自分の価値観を再定義する

「いい人」をやめるプロセスでは、「他人の期待を満たすこと」に代わる自分なりの価値観を見つけることが重要です。他人軸ではなく、自分軸で生きるための指針を見つけるのです。

例えば、以下のような質問を自分に問いかけてみてください:

  • 私が本当に大切にしたいものは何だろう?
  • 私が「これをしていると幸せ」と感じることは何だろう?
  • 他人の評価に縛られないとしたら、どんな人生を送りたいだろう?

このプロセスは一朝一夕では終わりませんが、少しずつ自分の中に「これが私だ」という感覚が芽生えてきます。


ステップ4: 「完璧じゃなくていい」を受け入れる

「いい人」を目指してしまう人は、どこかで「完璧でいなければいけない」というプレッシャーを抱えていることが多いです。でも、完璧を目指すと、どこかで必ず無理が出てきます。そして、その無理が続けば続くほど、自分自身を追い詰めてしまいます。

「多少不完全でもいい」「多少嫌われてもいい」と考えられるようになると、驚くほど心が軽くなります。むしろ、少し抜けていたり、弱さを見せたりするほうが、人間らしくて周囲にも親しみやすさを感じてもらえるものです。


ステップ5: 「いい人」をやめた自分を肯定する

最後に大切なのは、「いい人」をやめた自分を否定しないことです。最初は「こんな自分でいいのかな」と不安になることもあるかもしれません。でも、自分の気持ちを大事にすることは、決して悪いことではありません。

自分を大切にする生き方は、周囲の人にも良い影響を与えます。「自分を犠牲にしてまで人に尽くさない人」のほうが、より健全で長く続く人間関係を築くことができるのです。それで離れていく人に関しては、あなたのことを対等に思っていなかったんだなって気づくきっかけにもなります。


「いい人」をやめるためのステップは、まずは小さな一歩から始めてみましょう。それがやがて、あなたの人生全体を変えるきっかけになるはずです。

まとめ

「いい人」を演じる生き方は、自分自身を不幸にする可能性が高いものです。この記事では、その「いい人」の生き方を手放し、【自分の本音や価値観に基づいて行動する=「自分らしく生きる」】ことの大切さを提案しています。

ただし、「いい人」をやめることは決して他人に冷たくなったり、無責任になることを意味するわけではありません。自分を大事にすることで、より健全で対等な人間関係を築いていくということなのです。

「いい人」をやめること。それは、まるで長年使い慣れた靴を脱ぎ捨てるようなものかもしれません。最初は少し不安定に感じたり、「この靴がないと歩けないんじゃないか?」と怖くなったりするでしょう。でも、脱いでみれば思いのほか身軽で、自分の足で地面をしっかり踏みしめられる感覚に気づくはずです。

「いい人」でい続けることは、他人の評価や期待に応えることで自分の存在価値を確認する生き方です。しかし、そこには知らず知らずのうちに蓄積されるストレスや、本当の自分を抑え込む苦しさがあります。

「いい人」をやめた瞬間、そんな無意識の重荷から解放されます。「嫌なものは嫌」と言える自分になれば、無駄に気を使う場面が激減しますし、「どう思われるか」に囚われなくなることで、驚くほど心が軽くなるのです。これまで周りの期待に合わせるために割いていた時間やエネルギーを、自分のために使えるようになるのは、何にも代えがたい解放感です。


「自分らしさ」の真の意味

「自分らしさ」とは、他人の期待に応える自分ではなく、自分の価値観に基づいて選択し行動する姿です。そして「自分らしさ」は、自分を大切にする生き方を通じて徐々に形作られていきます。

  • 行きたくない飲み会を断り、自分の好きな映画を見る時間を作る。
  • 無理しないとできないような頼まれ事を「無理」と断ることで、疲れた体を休める時間を持つ。
  • 誰かに「前のあなたの方が良かった」と言われても、「これが今の私」と堂々と言える自分になる。

こうした小さな行動を重ねることで、自分の価値観がクリアになり、「これが私なんだ」という感覚が育っていきます。


「いい人」をやめることは、誰かを傷つけることではない

「いい人」をやめることに対して、「誰かをがっかりさせるのでは?」という罪悪感を感じる人も多いでしょう。でも覚えておいてほしいのは、他人の期待に応え続けることは、自分を犠牲にして相手に依存させる行為でもある、ということです。

本当の意味で健全な人間関係は、お互いが自立し、対等な立場で付き合うものです。自分を抑えて「いい人」を演じる関係は、いつか必ず歪みます。自分を大切にする生き方を選ぶことで、本当のあなたをわかってもらうきっかけになります。


あなたらしく生きるための第一歩

「いい人」をやめることは、簡単な道ではないかもしれません。特に最初は、「周囲の反応が怖い」「こんな自分でいいのだろうか」と感じることもあるでしょう。でも、それを乗り越えた先には、今まで知らなかった景色があります。「いい人」をやめたその先に待っているのは、誰かのための人生ではなく、自分のための人生です。そしてその人生は、あなたにとって一番しっくりくるものになるでしょう。

今日からでも、小さな一歩を踏み出してみませんか?「行きたくない場所には行かない」「無理なお願いは断る」「自分の気持ちに正直になる」。そんな些細な一歩でも、確実にあなたの生き方を変える種になるはず。

では、また次回!

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